30点を超える日本初公開の恐竜たち。

中でも、巨大竜脚類ルヤンゴサウルス、ティラノサウルス(愛称:ワイレックス)は必見です!

恐竜の強さとは-?

世界各地から発掘された多数の貴重な実物化石、全身骨格標本、ロボットなどで、
「恐竜大繁栄の謎」に迫ります。

およそ2億3000万年前から6600万年前までの中生代と呼ばれる時代、地球は「恐竜が大繁栄する惑星」でした。三畳紀後半に誕生した当初は、まだ他の大型生物に追われる存在だった恐竜が、なぜ約1億6000万年もの長きにわたり、この地球上で絶対王者として君臨することができたのでしょうか。そこには、生物の進化史における重要な謎が隠されていたのです。


本展では、日本恐竜展史上最大となる恐竜「ルヤンゴサウルス」をはじめ、日本初公開を含む多数の恐竜の全身骨格や化石標本、生体モデルやロボットなどを通して、「恐竜の大繁栄」を構成した様々な要因を探り、その謎に迫ります。

ルヤンゴサウルス環境復元画

ルヤンゴサウルス環境復元画

これほどの大繁栄を支えた理由はどこにあったのでしょうか。
主な展示とともに、その要因を探るテーマの一部を紹介します。

  • ※一部内容が変更される場合があります。ご了承ください。

変わる地球

恐竜が生きていた中生代、地球の姿は現在とは大きく異なるものでした。大陸は分裂と移動を繰り返しており、大気の組成や気温なども大きく変化した時代でした。こうした大陸移動とそれに伴う環境の変化に大きく左右されながらも、恐竜は世界の各地で大きな繁栄を遂げていくのです。

羽毛の痕跡が残るアジアのティラノサウルス類・ユウティラヌス/北米の原始的なティラノサウルス類・ビスタヒエヴェルソル/ティラノサウルス/タルボサウルス/

さまざまな形、大きさ

1メートルにも満たない鳥ほどの大きさの恐竜から、38メートルを超える地球史上最大の陸上動物とされる竜脚類まで、恐竜の大きさは実に多彩でした。また、よろいや角で着飾った恐竜、長い首や羽毛を持つ恐竜など、その形についてもさまざまです。多種多様な「姿」は、大繁栄にどのように関係したのでしょうか。


ルヤンゴサウルスは中国・河南省で発見された全長が38メートル、高さは14メートル、重さ130トンにも及ぶ世界最大級の竜脚類です。本展では、組みあがった全身骨格を日本初公開します。また、胴椎や大腿骨などの貴重な実物化石も紹介します。

日本初公開約38メートルの巨大竜脚類 ルヤンゴサウルス

約38メートルの巨大竜脚類 ルヤンゴサウルス

ライフスタイル

二足歩行の獲得や、肉食・植物食などの食性、早い成長スピード、卵を数多く産む出産方式など、恐竜は実に多様なライフスタイルを持つ動物です。それは、恐竜の大繁栄に欠かせない要素のひとつでした。

ティラノサウルス (愛称:ワイレックス) ※ヒューストン自然科学博物館での展示風景

ティラノサウルス (愛称:ワイレックス)

  • ※ヒューストン自然科学博物館での展示風景(左)

「ワイレックス」という愛称のティラノサウルスの全身骨格を日本初公開します。「ワイレックス」は保存状態が素晴らしく、今まで発見されたティラノサウルスの中で唯一、皮膚印象化石を持つ貴重な標本として知られています。尻尾がほとんど残っておらず、その傷跡から別のティラノサウルスに食いちぎられたと考えられています。